疫病神とはどういう意味?貧乏神との違いや退治・追い払う方法は?
<スポンサーリンク>
疫病神とは?どういう意味?
疫病神とは、現在でも使われる機会がある言葉ですが、どのような意味なのでしょうか?ご紹介していきます。
読み方は「やくびょうがみ」
まず「疫病神」の読み方についてですが、「やくびょうがみ」と読みます。
読み方から「厄病神」と漢字を間違える人もいるようですが、「疫病神」が正しいです。
疫病神の意味は病気を流行らせる神、転じて厄介事を招く人
疫病神の意味は、厄病を流行らせるとされる悪神の事です。人々の家に入っては人々を病気にしたり、災いをもたらしたりするとされています。
この意味が転じて、現在では良くないことを招くため人から嫌われている人の事を「厄病神」と表現するようになりました。
疫病神の歴史!
まだ医療が普及していなかった時代の日本では、病気というものは目に見えない何かによってもたらされるものだと考えられてきました。
特に治療不可能な重病や流行病などは、怨霊や物の怪などが原因とされていました。
「疫病神」という概念は、平安時代以降に浸透していきました。「鎮花祭」や「道饗祭」と言ったような疫病を防止するための行事が、朝廷の行事として執り行われていました。
<スポンサーリンク>
疫病神と貧乏神の意味の違いは?
続いては、疫病神と貧乏神の意味の違いについてご紹介していきます。貧乏神の意味については、以下の記事にも詳しくまとめていますのでご覧ください。
「疫病神」というのは、人や地域に疫病を流行らせて人を不幸にする神様の事です。
一方、「貧乏神」というのは、憑りついた人や家を貧乏にすることで人を不幸にする神様の事です。
貧乏神は最後は富をもたらすとされる場合もあります。
疫病神の使い方!例文は?
Clker-Free-Vector-Images/Pixabay
続いては、「疫病神」という言葉の使い方についてご紹介します。例文は以下の通りです。
- 疫病神が舞い込んだ
- あの人が異動してきてからトラブル続きで、疫病神と言われてしまっている。
疫病神を英語で言うと?
疫病神の英語表現はどうなるのでしょうか?
「god of plague(厄介な神)」「pest(嫌われ者)」「hoodoo(縁起の悪い人)」などと表現されます。
疫病神を退治したい!追い払う方法は?
疫病神が憑りついてしまった、あるいは疫病神と言われている人に付きまとわれているというような場合、退治したり追い払う方法はあるのでしょうか?
疫病神が憑りついていると思った場合は、七福神を招くことができるように行動してみるのも良いでしょう。七福神を祀るお寺で朱印をもらうのも良いですね。
疫病神と言われる人との縁を切りたい場合には、なるべく相手にしないようにしましょう。相手にしてくれないとわかると、向こうからあまり関わろうとしないようになるかもしれません。
疫病神の意味や使い方まとめ!
今回は疫病神の意味や使い方についてまとめました。疫病神というのは、現在では「厄介事を運んでくる人」というような意味合いで使われることが多いです。
あまり良い言葉ではないので、使う場合には十分に注意が必要ですね。
<スポンサーリンク>
最近のコメント