盛り塩は危ないって本当?間違えると逆効果!?正しい作り方は?
盛り塩は作り方・やり方を間違えると危ないってご存知でしょうか?今日は盛り塩が危ない理由と、正しいやり方をご紹介します。盛り塩をするときの注意とは?器は?塩は?危ない場所は?逆効果に繋がらないように、盛り塩の正しい作り方について確認しましょう。
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盛り塩が危ない!?理由は?危ないやり方とは?
盛り塩が危ない!というのはどういう場合なのでしょうか?早速、盛り塩が危ない!と言われている理由について、ご紹介していきます。
(1)悪いものを閉じ込めてしまうと逆効果
盛り塩が危ないと言われる理由の1つ目は、やり方によっては悪い物を閉じ込めてしまうということです。
部屋の四隅に盛り塩をすると結界を張る効果があり、悪いものが入ってこれなくなると言われることから、部屋の四隅の盛り塩をする人は多いのではないでしょうか?確かに部屋の四隅に盛り塩は効果的と言われる場合もあります。
しかしながら、それは部屋に悪いものがいないという場合に限ります。もしも部屋に悪いものがいる状態で部屋の四隅に盛り塩をすると、部屋に結界を張ってしまい悪いものを閉じ込めてしまう場合もあります。
悪いものを閉じ込めると、不運が続いてしまう原因になり、本末転倒です。部屋の四隅の盛り塩は、専門の人に見てもらうことができるという場合を除いては、安易にすべきではなさそうです。
(2)盛り塩を交換しておらず、溶けるor黒くなる
2つ目は、盛り塩を交換しない場合です。
盛り塩の効果は、悪いものを吸収することです。盛り塩には浄めの力があると考えられていますが、周囲の悪いものを引き寄せ、吸収することで浄めの力を発揮することができると言われています。
そういうことから、盛り塩は周囲の空気を浄化することができ、良い空気を充満させてくれる、転じて幸運をもたらす縁起のよいものであると考えられています。
そういうわけで盛り塩は悪いものを吸収して効果を発揮するものであるので、悪いものを吸収したままで長く放置するべきものではないのです。盛り塩には、定期的な交換が必要となります。
盛り塩の交換時期は!?1週間に1回がベスト?
盛り塩の性質を考えると、盛り塩交換時期は、悪い気を吸収してしまった時となります。しかし悪い気を吸収してしまったのかどうかは目に見えてわからない場合がほとんどです。
できれば頻繁に取り替えるのがベストでしょうが、目安としては1週間程度で十分だと言われています。
1週間ごとも難しいという場合であれば、神道では1日と15日に神棚の盛り塩を交換するという慣わしがありますので、1日と15日の月に2回交換するという方法でも良いでしょう。
盛り塩が溶ける、黒くなったという時には要交換!
盛り塩が溶ける、黒くなるということもあります。その他、盛った形が崩れてしまった、割れてしまったという時も要注意です。
元の形でなくなってしまった場合は、盛り塩の効果が期待できません。吸収した悪いものが溢れ出す場合もありますので、そのような場合にはすぐに取り替えるようにしましょう。
(3)トイレに盛り塩をする
3つ目は、トイレに盛り塩をするということです。
トイレは排泄をする場所であることから汚いというイメージがありますが、そもそも糞尿を不浄と思うのは近年の傾向です。
古くから、糞尿は畑の肥料として用いてきた歴史があり、ありがたいものとして使われてきたものです。それを不浄と捉えるのは間違いであり、トイレに盛り塩をするのは逆効果と言われています。
トイレには盛り塩をすべきという情報もありますが、トイレに良い気をもたらしたいのであれば、盛り塩よりも常に綺麗に掃除しておく方が効果的でしょう。
(4)寝室の枕元に盛り塩をする
4つ目は、寝室に盛り塩をするということです。
盛り塩とは先にご紹介したとおり、悪いエネルギーを引き寄せて吸収することで、周囲に良い気をもたらすものです。
逆に言えば、その場所に置くことで、悪い気を引き寄せるものということでもあります。
人間は寝ている時、一番無防備で幽霊にとりつかれやすい危ない状況にありますので、枕元に盛り塩をするのはとても危ないです。
(5)丑三つ時に盛り塩をする
5つ目は、丑三つ時に盛り塩をするということです。
丑三つ時に盛り塩をしてはいけません。丑三つ時とは午前2時~2時半の間の時間の事です。
この時間は陰の気が強く、霊が多くさまよっています。そのため、盛り塩を置いてしまうと、その場所に悪い物を引きつけてしまう可能性があります。
特に、丑三つ時に部屋の4隅に盛り塩をすると、部屋にいる悪い物を閉じ込めてしまう場合があります。
盛り塩の交換を行う場合にも、丑三つ時は避けるようにしましょう。
そもそも盛り塩とは?意味や由来は?効果は?
続いては、そもそもの盛り塩の意味や由来をご紹介したいと思います。
盛り塩とは何?どういう意味?
盛り塩とはそもそもどういう意味なのでしょうか?盛り塩とは、器に塩を高く持ったものを特定の場所に置く慣わしのことを言います。
実際に、お店の入口やマンションのエントランスなどに盛り塩をしてある光景を見たことがある人は多いと思います。それでは、なぜ人々は盛り塩を置くようになったのでしょうか?
盛り塩の由来には2つの説がある!
盛り塩の由来には、2つの説があります。1つ目は日本の風習です。日本の神道や葬式での習慣が下になったのではないかと言われています。
日本では昔から神棚に盛り塩を備える風習がありました。これは神道の習慣です。一方で、お葬式の後に清めるために塩をまく風習があります。
日本では塩に清めの力がある、神聖な力があると思われてきました。こういった慣わしが元になって、お清めのために盛り塩をするようになったのではないかと言われているのです。
もう1つの説は、中国の風習が元になったのでは?という説です。西晋時代の中国では、皇帝の司馬炎が毎晩、後宮の1人の女性の元に行っていたそうです。しかし後宮には当時1万人ほどの女性がいました。
女性たちは司馬炎に自分の元へ来てもらえるよう、部屋の前に笹の葉に盛った塩を置いておきました。司馬炎は羊に乗って後宮へ訪れるので、羊が立ち止まって笹の葉を食べ塩を舐めるのを狙ったのです。
そういうわけで、この逸話が日本に伝わり、いつしか盛り塩は人を招き寄せるための縁起担ぎの習慣として広まっていったという説です。
盛り塩は除霊には効果がない?
盛り塩は除霊に効果的だ!と思われがちではありますが、そういうことから実は盛り塩は除霊に効果があるわけではありません。
むしろ邪気やマイナスのエネルギーを引き付けるものですので、除霊目的では使うべきではありません。
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盛り塩の正しい作り方は?危ないのはどんな盛り塩?
続いては、盛り塩の正しい作り方についてご紹介していきます。
盛り塩で良い効果を得るためには、①正しい作り方をすること、②置き場所に気をつけること、③交換をしっかりやること、④捨て方を間違えないことが大事です。まずは正しい作り方をご紹介します。
盛り塩の正しい作り方①器は陶器のものを
盛り塩の正しい作り方のポイントの1つ目は、盛り塩をする器です。器は陶器のものを選ぶのが良いと言われています。色は特に決まりがあるわけではありませんが、白が基本です。
器の色によって風水的に効果が変わる?
器の色は白が基本ではありますが、実は盛り塩をする器の色を変えると、追加の効果を期待することもできます。色と追加の効果については下記のとおりです。
- 金運アップ・・・・・・・・・・・・黄色
- 才能アップ・・・・・・・・・・・・金色
- 恋愛運アップ・・・・・・・・・・・ピンク
- 仕事運アップ・・・・・・・・・・・赤色
- イライラを抑えて落ち着きたい・・・緑色
- 人間関係を改善させたい・・・・・・東南方向に白い皿
盛り塩の正しい作り方②塩は天然の塩!通販はNG!
Rupert Kittinger-Sereinig/Pixabay
盛り塩の正しい作り方のポイントの2つ目は、塩です。塩は天然のものを使用してください。食用の一般的な塩は添加物が入っている場合が多いです。無添加なものを選びましょう。
天然で無添加の物を使用する理由は、人の手がなるべく加えられていないものを選ぶためです。人の手が加わる過程で塩が悪いものを吸収してしまうので、できるだけ自然なものが良いです。
また、普通の塩よりも粗塩が良いという意見もあります。粗塩は自然に近いものが多く、また盛り塩にする時にも高く盛りやすいからです。
そういう観点から、通販で盛り塩用の塩を買うことはやめたほうが良いと言われています。通販の盛り塩用の塩は、儲けようという販売者の狙いの影響ですでに良くない気を吸っている場合があります。
一番良いのは、神社等で盛り塩用・お清め用の塩を入手することです。盛り塩用としては1回分が10gあれば十分です。少し高くても良いものを使う方が、良い効果を期待できます。
盛り塩の正しい作り方③形は気にしなくてOK!高く盛ろう!
盛り塩の正しい作り方のポイントの3つ目は、盛り方です。盛り塩は、円錐形や五角形、八角形等いろんな形に盛られているのを目にしたことがあるのではないかと思います。
100均等のお店で盛り塩用の型も売っていますが、特にどの形でなければならないという決まりはありません。高く盛っていれば良いようです。
五角形や六角形、八角形のものは、器の色と同じように五芒星や八紘(はっこう)など、追加の効果を狙ったものであるようです。八角形は良縁を引き寄せるとも言われています。
また、盛り塩の塩の量についても決まりはありませんが、10g程度あれば十分であると言われています。
盛り塩の正しい作り方④置く場所は綺麗に掃除して清潔に
どこに置く場合であっても、盛り塩の効果を最大限に発揮させるためにまずはその場所をきれいに掃除して、清潔に保つようにしましょう。散らかっていたり汚れていては効果が半減してしまいます。
盛り塩の置き場所のおすすめは?
盛り塩の正しい作り方をご紹介しましたが、盛り塩は置く場所も重要です。先にご紹介した通り、置く場所によっては逆効果で危ないからです。それでは、盛り塩はどの場所に置くのがおすすめなのかご紹介します。
盛り塩のおすすめな場所①玄関
盛り塩のおすすめな場所の1つ目は、玄関です。玄関は人が出入りするだけでなく運も出入りする場所であると言われています。また玄関は、外と内の境界にあたる場所です。
家に入る前に悪い気を落とすため、もしくは悪い気を家の中に入れずに払うために玄関に盛り塩を置くのが良いとされています。
ドアの外側でも内側でも構いませんが、外と内の間に結界を張るという意味で、一対にしてドアの両側に1つずつ置くようにしましょう。
盛り塩のおすすめな場所②部屋
盛り塩のおすすめな場所の2つ目は、部屋です。家の中でも一番長い時間を過ごす部屋に置くと、邪気が溜まると盛り塩が吸収してくれます。
特に作業部屋や仕事部屋等がある場合には、最近疲れる…といった症状があるなら盛り塩を置いてみましょう。悪い気を吸ってくれて疲れにくくなるかもしれません。
盛り塩のおすすめな場所③鬼門と裏鬼門
盛り塩のおすすめな場所の3つ目は、鬼門と裏鬼門です。鬼門とは鬼の通り道のことで、北東の方角です。裏鬼門とは、鬼門の反対の方向、つまり南西の方角です。
方角は家の中心から見た際の鬼門と裏鬼門の方角を正確に割り出す必要があります。鬼門と裏鬼門の対角線上においてしまった場合、鬼の道をふさいでしまい、鬼を家にとどめてしまうことになりますので、逆に危険ですので要注意です。
盛り塩のおすすめな場所④神棚
盛り塩のおすすめな場所の4つ目は、神棚です。古くから神道の習慣で、盛り塩が神棚にお供えされてきました。神棚があるならば盛り塩をお供えすると良いでしょう。
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盛り塩の正しい捨て方は?
盛り塩の交換の必要性については先にご紹介しましたが、交換した後の盛り塩の塩の捨て方については、どうしたらよいのでしょうか?
盛り塩の捨て方も、間違えると危ないので注意する必要があります。
盛り塩の正しい捨て方①シンクに流す
盛り塩の正しい捨て方の1つ目は、シンクに流す方法です。シンクに流せば、悪いものを吸収した塩をすぐに手放すことができます。
一方で、シンクに流すと塩が吸収した悪いものが再び漏れ出してしまうという見方も一部ではあるようです。
しかしながら、昔から悪いものは水に流す、水で洗って清めるといった風習もあります。基本的にはシンクに流しても問題ないでしょう。
盛り塩の正しい捨て方②生ゴミに包んで捨てる
盛り塩の正しい捨て方の2つ目は、生ゴミに包んで捨てる方法です。生ゴミは、元々は生き物だったものです。生ゴミと一緒に捨てて最後は焼却処分されることで、悪いものも祓われると言われています。
ゴミに出せる日がとても遠いという場合でない限り、生ゴミに包んで捨てる方法が一番良さそうです。
盛り塩の危ない捨て方①食べる・バスソルトにする
それでは続きまして、逆効果になってしまう危ない捨て方についてご紹介します。まず、一番やってはいけない危ない処分方法は食べることです。
盛り塩は悪いものを吸収するものですので、それを自ら体内に取り込むなど言語道断の行動です。盛り塩の本当の効果がわかっていれば、はばかられる行為だとわかっていただけるかと思います。
また、バスソルトに使うというのも避けるべきです。悪いものを吸収した塩を溶かしたお風呂に入ると、溶け出した悪いものを身にまとってしまうことになり危険です。
盛り塩の危ない捨て方②トイレに流す
盛り塩の危ない捨て方の2つ目は、トイレに流すことです。悪いものをトイレに流すのは、神聖な場所であるトイレに対して失礼にあたりますのでやめましょう。
盛り塩の危ない捨て方③庭に埋める、玄関に撒く
盛り塩の危ない捨て方の3つ目は、庭に埋める、玄関に撒くといった方法です。庭に埋めるというのは埋葬の考え方からくるもので、大地に返すのが良いだろうということから来ているようです。
しかしながら、盛り塩は悪いものを吸収しているのです。循環させるべきものではないですし、盛り塩を庭に埋めると庭に悪いものが残って充満してしまいます。
そもそも、庭に埋めてしまうと塩害になり植物が枯れてしまう原因にもなりますからやめるべきです。また、玄関等に撒くのも、悪いものを撒くのは逆効果です。
盛り塩の危ない捨て方④川に流す
盛り塩の危ない捨て方の4つ目は、川に流すことです。川に流すのは精霊流しや灯篭流しといった習慣から来ている考え方ですが、川に流すのはそもそも川に住む生き物によくありません。
神棚の盛り塩は捨ててはいけない!清め塩に使うのが○!
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注意してほしいのは、神棚にあげた盛り塩の捨て方です。神棚にあげた盛り塩には、悪いものではなく神の気が宿っています。そのため、そのまま捨ててしまうのは非常にもったいありません。
神棚にあげた塩は、玄関先にまくなどして使う方が効果的です。
盛り塩をやめたい!やめるタイミングは?
最後に、盛り塩の正しいやり方についてご紹介してきましたが、逆に今まで盛り塩をやってきたけどやめたい!という人もいらっしゃるのではないかと思います。
盛り塩をやめるには、どんなタイミングでやめるのが一番良いのでしょうか?盛り塩をやめるならば、このタイミングが良い!と言える時は特にないようです。
引越し後に新居で盛り塩をやっていた場合は、最初の交換時期にあたる1~2週間後に特に何もないならばやめても良いでしょう。悪い気がなくなった!と思えば、やめても良いのではないでしょうか?
盛り塩は正しいやり方でいい効果を狙おう!
今回は盛り塩の正しいやり方について、ご紹介しました!盛り塩の由来や本当の効果について詳しくご紹介しましたので、基本的な考え方がわかっていれば、逆効果を生んでしまうことはないと思います。
盛り塩は正しいやり方でするようにして、逆効果を生み出さないようにしたいですね。正しいやり方の盛り塩で、悪い気を払ってもらいましょう!
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