利き耳の調べ方！効き耳とは？割合は？イヤホンは利き耳にすべきなの？
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利き耳とは？割合は？
利き耳とは？重要なことを聞き取りやすい耳？
利き耳とは、聞き取りやすい方の耳ということで、相手が話している内容など、重要なことを聞き取りやすい方の耳のことです。
あまり意識したことがない人も多いかもしれませんが、人は知らないうちに左右の耳を目的によって使い分けていることが多いと言われています。
利き耳の割合は？やや右が多い？
利き耳の割合についてですが、1986年に群馬大医学部が調査をしています。
左・右・両方の3つの選択肢による3件法では右耳46.8%、左耳44.4%、両耳8.8%でした。
左・右の2つの選択肢の2件法では右耳55.3%、左耳44.7%でした。それほど偏りはなく、やや右耳が利き耳という人が多いという結果になっています。
原理的には利き耳は右
群馬大医学部の調査によると、利き耳の割合はやや右の人が多い程度となっていますが、実は原理的に言うと、人間の利き耳は右であるはずなのです。
音は、聞いた耳と反対側にある脳の聴覚野で音として認識されるのですが、その後脳の言語野に情報が送られてやっと言語として認識することができます。
聴覚野は左脳にも右脳にもあるのですが、脳の言語野（ウェルニッケ野）は左脳にしかありません。
そのため、右耳から言語を聞き取った場合はすぐ左脳の聴覚野から言語野へと情報が伝達されるのですが、左耳から聞き取った場合は、まず右脳の聴覚野に情報が伝達され、その後左脳の言語野に伝達されることになります。
左耳から言語を聞き取った場合、左脳と右脳をまたぐ回数が1回増えてしまうため、言語をよりしっかり聞きたい場合には右耳で聞く方がおすすめなのです。
利き耳の調べ方は？
続いては、利き耳の調べ方についてです。利き耳を見極める際のポイントには、以下のようなものがあります。
- 電話を当てる方の耳
- 耳を澄ませて注意深く音を聞こうとしたとき、音の方を向けて聞こうとする方の耳
- 音をよく聞こうと思った時、手を当てる方の耳
利き耳を正確に知りたいなら耳鼻科へ！
上記の方法を試せばある程度どちらが利き耳かというのはわかるのではないかと思います。
しかし、利き耳がどちらなのか正確に知りたいという人は耳鼻科で聴力検査をしてもらうとよいでしょう。
ただし、利き耳の判断というのは医療的に必ずしも必要な診断ではないので、診断をしてくれるかどうかあらかじめ確認をしておく必要がありそうです。
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利き耳が左の人、右の人の特徴は？
Luisella Planeta Leoni/Pixabay
続いては、利き耳が左の人、右の人の特徴についてご紹介していきます。
利き耳が左の人は判断力・記憶力・集中力が劣る！？
利き耳の特徴についてですが、効き耳が左である人は、判断力や記憶力、集中力が、利き耳が右の人に比べてやや劣るとも言われています。
理由は、先にご紹介したとおり脳の言語野は左脳にあり、左耳から言葉を聞き取った場合、経由地点が多いため、反応が遅れるためです。
実際に、左耳から言葉を聞き取った場合は、反応が約100分の1秒遅れてしまうと言われています。
利き耳が左の人は芸術の才能がある？
しかし、利き耳が左の人は芸術的な才能があるとも言われています。左が利き耳ということは、右脳が発達しているということです。
右脳が発達している人は発想力が豊かで、物事を俯瞰してみる能力に優れています。
論理的思考というよりは感性で判断するタイプと言えるでしょう。
利き耳が右の人は論理的？
利き耳が右の人は、論理的な思考の持ち主だと言われています。利き耳が右ということは、左脳が発達しています。
記憶力や判断力、集中力が優れており、数字にも強く論理的に考えるのが得意ということになります。
利き耳を変えたいなら？
利き耳を変えたい思うのであれば、意識的に聞き耳にしたい方の耳をたくさん使うようにしましょう。
電話を当てる耳を変えるのもよいでしょう。意識的にたくさん使うようにすることでそちら側を利き耳にすることができます。
イヤホンは利き耳にするべき？
イヤホンを片耳につけることがある人も多いかと思いますが、イヤホンを片耳にするなら利き耳にした方が良いのでしょうか？
特にどちらが良いというのはないようですが、何を聞くかで変えてみるのも良いのではないでしょうか。
音楽を聴くならば左耳にしたり、英語の勉強をするために英語を聞くなら右耳にしたりしてみるのはどうでしょうか。
利き耳とは？まとめ！
Luisella Planeta Leoni/Pixabay
今回は「利き耳」についてまとめました。利き耳は右の人も左の人も割合的には半々であるようです。
利き耳を変えたいならば、利き耳にしたい方の耳を積極的に使ってみましょう！脳の運動にもなってよさそうですね。
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