くねくねとは?怖い話?妖怪?正体は何!?
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くねくねとは?怪談の内容は?
「くねくね」とはいったい何なのでしょうか?まずは、伝承の内容や怪談について、ご紹介します。
くねくねとは?
「くねくね」とは、田んぼや川の向こう側で目撃される、白か黒でくねくねと動くものの事です。
くねくねの正体を知ってしまうと精神に異常をきたすと言われています。
くねくねの怖い話!怪談の内容は?
くねくねの怖い話には少し違うパターンも?
くねくねの怖い話ですが、2ちゃんねるに投稿されたくねくねの怪談では、下記のような少し違うバージョンも存在します。
もう一つのバージョンでは、投稿者自身が体験したこととして語られます。
家に帰ると、みんなが泣いていました。兄だけが狂ったように笑いながらくねくねと踊り狂っていたのです。まるであの白い物体のようでした。
そして祖父母の家から帰る日になりました。祖母は「兄はここに置いといた方が暮らしやすいだろう。あっちだと狭いし、世間のことを考えたら数日も持たん…」
「うちに置いといて、何年か経ってから、田んぼに放してやるのが一番だ…」と言いました。
僕は、泣き叫びました。以前の兄の姿はもう無く、また祖父母の家を訪れたとしても、会えるのはもはや兄ではないのです。
必死に涙をぬぐって車に乗り、祖父母の家を後にしました。僕は兄の表情を見ようと双眼鏡を覗きました。
兄は表情は笑っていました。しかし確かに泣いていました。今まで見たことがない、悲しい笑顔でした。
僕は泣きながら、双眼鏡を覗き続けていました。もう曲がり角を曲がって兄の姿は見えていません。
「いつか、元に戻るよね…」そう思いながら、一面に広がる田んぼを双眼鏡で覗いていたのです。
・・・・・その時、見てはいけないとわかっているものを間近で見てしまったのです。
その他のくねくねの目撃談は?
その他にも、くねくねの怪談や目撃談には以下のようなものがあるようです。
- 小学校の水泳教室の夏季合宿で、台風に見舞われて窓の外を見ていたところ、真っ白でドジョウ掬いのように両手を高速で頭の上で動かす人物を目撃、隣にいた友人が奇声をあげ、脳に異常をきたした。
- 高校時代、友人と自宅で遊んでいると、母が「田んぼには行かないで」と懇願してきた。くねくね動く黒いものを見たそうだ。面白半分で田んぼに行き、くねくねを見てしまった。涙が溢れ、膝が震えた。
- 自宅ベランダから早朝マラソンをする人を眺めることが日課だったが、マラソンをする人のうちの一人に汗をかかず、呼吸をせず、足音もしない男性がいた。気になり外で待ち伏せをしていると、男性の両手首にはきらきら光るものが見えた。続いて走ってきた別の男性にも両手首、両足首、首にきらきらした糸がまかれていた。男性が走る先に、くねくねと体を曲げて糸を手繰り寄せている青年がいた。
- 社会科見学で石切り場に行ったとき、同じ班の1人が奇声をあげ泡を吹いて倒れた。踊っている白い人影を見たと語り、奇声を上げて泡を吹き、再び気絶した。
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怪談で語られるくねくねの特徴は?
複数のバージョンがあるくねくねの怪談ですが、共通して語られている特徴は以下の通りです。
- 色は白いのが基本で、まれに黒いくねくねの目撃談がある
- 夏に田んぼや川などの水辺での目撃が多い
- とても人間(もしくは生物)とは思えない動きでくねくね体をくねらせる
- 遠くから眺める程度では大丈夫だが、詳しく見えて正体がわかってしまうと精神に異常をきたす
- 地元住民の間では「知ってはいけないもの」とされ、タブーとされている
くねくねの怖い話の起源は?
そもそもこの「くねくね」の怖い話の起源は何なのでしょうか。
くねくねの初出は2000年の怪談投稿サイト?
くねくねの起源についてですが、くねくねが初めて語られたのは、2000年、ある怪談投稿サイトだったと言われています。
最初のその話は創作だったのではという見方が強いようです。
その後2003年に2ちゃんねるの「オカルト版」に創作話として投稿され、ネット上で話題になっていきました。
そのうちに体験談が投稿されるようになっていき、創作という断り書きが抜け落ち、事実のように語られていくこととなったという説があります。
くねくねの真相!正体は?
くねくねの起源については、創作だったという説が有力だとされているようです。
そのうちくねくねについては、正体が何なのかが議論されるようになっていきました。くねくねの正体の真相に関する説をご紹介していきます。
くねくねは土着の妖怪?
くねくねの正体として語られる説の一つ目は、妖怪説です。農村部でよく語られている土着の神様や古くから伝わっている妖怪の一種なのでは?と言われています。
くねくねはドッペルゲンガー?
一方、くねくねはドッペルゲンガーだったのではという説もあるようです。
ドッペルゲンガーにあったら死んでしまうというような言い伝えや、くねくねは双眼鏡などでしっかり見ると精神に異常をきたすというようなところからそのような説が浮上しているのではないかと思われます。
くねくねは熱中症による幻覚だった!?
その他、くねくねは熱中症による幻覚だったのではないかという説もあります。
夏の水辺での目撃が多いというようなことから、確かに熱中症で朦朧としており、見えるはずのないものが見えたとしてもおかしくはないでしょう。
しかし、くねくねの正体を知ったものはくねくねのように踊りだしてしまうという話は、熱中症だと説明がつかないような気がしますね。
くねくねは地方の慣習!?
また、くねくねは田舎の古くからの慣習によるもので、本当に人だったのではないかという説もあります。精神的におかしくなった人や、身体的に障害がある人を放置していたような地域があったのではということです。
そういう人を間近で目にしてしまうと、見てしまった人もショックで精神的に異常をきたすようになってしまったと考えられます。
くねくねは人似草?
人似草という植物がくねくねの正体なのでは?という説もあります。
人似草とはヒトニグサと読み、芋に似ていて5又に分かれていて子供くらいの大きさに成長すると言われています。
まれに大人くらいのサイズになって、手を振って人を招くと言われており、人に似ているので気味悪がられている植物とのことです。
しかし、人似草自体も創作として語られているものであり、実在している植物ではありません。
くねくねとは?創作?実在する?
今回は「くねくね」について詳しくまとめました。くねくねは身の毛もよだつ怖い話でしたね。結局正体については、よくわからないというのが現状です。
もしかするとくねくねは実在するのかもしれません。夏の水辺でなんだかくねくねと動くものを見つけてしまったら…決して近づかないように、正体を目にしてしまわないように、お気を付けください。
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