丑の刻参りの目撃談が怖すぎる!丑の刻参りとは?深夜の神社に注意?
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丑の刻参りとは?起源や効果、やり方は?
「丑の刻参り」というのを聞いたことがある人は多いでしょう。「丑の刻参り」とはどんなものなのでしょうか?
目撃談の前に、まずは「丑の刻参り」の起源や効果、やり方について簡単にご紹介します。
丑の刻参りとは?呪いの儀式!?
「丑の刻参り」とは、とある呪いの儀式の事です。日本古来から伝わっている呪いの方法で、憎んでいる相手を殺すためにやるものです。
文字通り「丑の刻」(夜中の午前1時から3時を指す昔の時間の数え方)とあるように、午前2時頃、神社にいって呪詛を行うことです。
7日連続で呪いを行うと、呪いの効果が出ると言われています。
丑の刻参りの起源は?
Michael Schwarzenberger/Pixabay
続いては、丑の刻参りの起源についてです。起源は昔の有名な陰陽師・安倍晴明と、京都にある貴船神社が関係していると言われています。
安倍晴明は「丑の刻参り」として、式神という妖怪を使って神木に釘を打っては結果を破って、災いを起こす妖怪などを調伏していたそうで、いつしかこれが呪いに転じていったという説があります。
また、「宇治の橋姫」と言う嵯峨天皇の御世の人が、人を妬む心が強く、妬んだ人を殺す鬼となってしまった際に、安倍晴明が人形祈祷で橋姫を鎮めたことがあります。
この人形祈祷が、やがて「丑の刻参り」で藁人形を使って呪う方法に代わってしまったという説もあります。
一方で、貴船神社と関係している説では、元々貴船神社には「丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻」にお参りをすると願いが叶うという言い伝えがあり、呪いの願いも叶うと広まっていったという説があります。
丑の刻参りの効果は?釘の打つ場所で効果が変わる?
丑の刻参りの効果についてですが、藁人形に釘を打つ場所によって効果が変わってくると言われています。
頭や胸を打ち抜いた場合は、その場所に関する病気になると言われています。
一方で、手を打ち抜くと相手の浮気癖が直る、足を打ち抜くと遊び癖が直るとも言われているようです。
丑の刻参りのやり方は?
「丑の刻参り」のやり方についてですが、まず必要なものは以下の通りと言われています。
- 白装束
- 一本歯の高下駄
- 胸につるすための鏡
- 五徳
- 蝋燭3本
- 藁人形
- 五寸釘
- 金槌
- 櫛
- 刀
この他、相手の髪の毛や爪など、体の一部があると効果を上げることができると言われています。写真も効果的という説があります。
丑の刻参りのやり方としては、午前2時に白装束を着て、白粉を顔に塗って口紅をさし、頭に五徳を乗せて蝋燭を灯し、藁人形をもって五寸釘を口にくわえ、金づちを持ちます。
そのまま人に見られないよう神社へと行き、神社についたらご神木に藁人形を釘で打ち付けます。
この丑の刻参りを7日連続で続けると、呪いの効果があるそうです。
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丑の刻参りの目撃談がやばい!見たら殺される!?
続いて、話題の丑の刻参りの目撃談についてご紹介します。丑の刻参りは目撃すると殺されるとも言われているのです。どういうことなのでしょうか?実際の目撃談についてもご紹介します。
丑の刻参りは見たら殺される!?
そもそも、丑の刻参りを目撃してしまうと、殺されてしまうという話があります。
先にもご紹介したとおり、丑の刻参りは誰にも見られないようにする必要があります。
誰にも見られてはいけない理由は、見られると呪詛が失敗するだけでなく、自分がかけた呪いが自分に返ってくると言われているからです。
そのため、丑の刻参り中にもし誰かに目撃されてしまった場合は、目撃した相手を殺さなければならないとも言われているのです。
Clker-Free-Vector-Images/Pixabay
丑の刻参りは人を呪い殺すための行為なので、本気でやっている人であればあるほど、見られてしまった時に本当に殺そうとしてくる可能性がないとは言えません。
丑の刻参りを目撃してしまうというのは、場合によってはかなり危険な状況に追い込まれる場合があるのです。
①カーンカーンという音の方を見たら
夜中に自転車で返っていた途中で「カーンカーン」と聞こえてきた人が、何の音だろう?とふと音のする方を見たそうです。
音の方にいたのは丑の刻参り中の人でした。
その人も気が付いてしまい「見たな!」と追いかけてきたんだそうです。
②バイトの帰り道に
高校生の頃、夜9時終わりのバイトの帰り道に自転車で帰っていたら、朝出勤の時はいつもよく寄っていた神社の奥の方で何かが光っていました。
近くまで行ってみると、それは蝋燭の火で、蝋燭を頭にくくった女性がいました。足元には白米が茶碗に盛られており、ネズミのような小動物が何匹か転がっていました。
びっくりして息を吸い損ねるような音を出してしまい、女性に気づかれてしまいました。女性は「け…ケー、ケー」と言いながら足元のご飯を拾い上げ、こちらに近づいてきたのです。
必死で自転車をUターンさせて一目散に帰りました。しばらく行くと行きつけのコインランドリーが見えてほっとして、いつもの速度に戻してコインランドリー前の橋を渡っていた時です。
「カンコン、カンコン、カンコン」という音が聞こえ、そちらの方を見ると、橋の高欄の外側をあの女性が両手両足を使って走っていたのです。
女性は一度もこちらから目を離さず、血眼になり自転車に追いつくスピードで追ってきていました。
そちら側をなるべく見ないように必死に家に帰り、玄関のドアのカギをかけ、包丁を持ち、寺にお祓いをしてくれるよう電話をしたそうです。
寺ではお祓いをやっていないので断られ続け、神社では話をきいてもらえるかもしれないと聞き、次の日の朝1番で神社へ行きました。
一部始終を話したところ、神主さんが言うには、その女性はすでに生きておらず、呪詛返しを受けてさまよい続けている異形ではないか?ということでした。
神主さんは「縁」ができてしまっているということで、その縁を切ってくれたそうです。
縁ができたのでそういうものに干渉されやすくなっているため、事件があった神社や心霊スポットなどには近寄らないように言われたそうです。
③天体観測をしていたら
Please Don’t sell My Artwork AS IS/Pixabay
小学生の頃友達と神社の境内で天体観測をしていたところ、「コーン、コーン」という音が聞こえたそうです。
音の方に向かっていると白装束の人がいて、丑の刻参りをしっていたため友達に「逃げるぞ!」といい逃げました。
一人の友達が「天体望遠鏡!」と言い、取りに行ってしまったのですが、しばらく待っても友達は来ません。
どうするか考えていたところその友達は天体望遠鏡を抱えて泣きながら帰ってきました。その後ろには、白装束の女性もいました。
友達はあちこちにケガをしていて、女性は「ごめんね」と謝ってきたそうです。女性も号泣していました。
その女性は殺すつもりはなかったそうで、丑の刻参りに失敗したと諦めていただけだったそうです。女性は嫌な上司を呪うために丑の刻参りをしていたんだそうです。
女性は、友達のケガがひどかったら電話してと電話番号を教えてくれたので後日電話したところ「あの時の呪い、効いたよ」と嬉しそうに言ったそうです。
④肝試しをしていたら
神社で友達数名と集まって肝試しをしようとしていた時のことです。友達と脅かし役をすることになり、他の友達より先に神社に行って、ポイントの林の中で待機していました。
遠くの方から明かりが見えてきたので、脅かしてやろうと思ったところ、ペアで来るはずなのに人影は一人でした。
友達ではなかったので隠れていたところ、女性は5~6メートル先で丑の刻参りを始めたのです。
女性は「死ね、死ね」と言いながら木にわら人形を打ち付けていたそうです。
その時はっと、何も知らない友達が来てしまうということに気が付き、「来るな」とだけメールをしました。
そして、隠れていた友達と逃げようとしたとき、携帯が鳴ってしまったのです。何事かと思った友達が電話をしてきたのでした。
着信音が響き渡り、女性がこちらを振り向きました。友達と必死で走って逃げて、肝試しをする予定だった友人たちに事情を話し、肝試しを中止しました。
しかし、せっかくの肝試しが中止となって面白くない友人たちは、夜が明けたらもう一度神社に行って現場を見てみようと言い出したのです。
現場を見た2人以外の勢いに押され、結局夜明けに神社に向かいましたが、木には釘による穴はあったものの人形などはなかったのです。
「なんだ、何もないんじゃん」と拍子抜けしたその時、一緒に現場を見た友人が青い顔で何かを見つめていたのです。
視線の先には車があり、その窓からあの女性がこちらをじっと見ていました。全員が固まってしまっていたところ、車は走り去っていきました。
⑤ご神木から五寸釘が
父親が炭鉱勤めで、神社で山の神様を祀っており、閉山の際に社とご神木を撤去することとなったので、お手伝いをすることになったそうです。
ご神木を倒し、焚くために小さく切っていく作業をしていたところ、ご神木から五寸釘が20本ほど出てきたんだとか。
まだ真新しい釘もあったということで、今からだと20年ほど前の話なんだそうです。
⑥丑の刻参りにまつわる品を回収するアルバイト
こちらは2019年7月に放送された「スピードワゴンの月曜The NIGHT」で紹介された話です。
京都にある縁結びのパワースポットで、年末にとある人物が「アルバイトがあるからしないか?一晩5万円」と持ち掛けられたんだそうです。
かなり高額なので犯罪絡みを疑ったところ「そんなことはないけども、5万円もらうからそれなりの仕事だよ」と言われたんだそうです。
「ある神社に夜の9時に行け」と言われ、向かうと、4~50人の人が集められていたんだとか。
宮司が現れて「この話を聞いて無理だと思ったら帰っていただいて結構です。そのときは(口止め料として)1万円お支払いします」と言いました。
アルバイトの内容は、丑の刻参りに訪れた人が残したものを回収するというものでした。半分ほどの人が帰ってしまったそうです。
「触ったりして大丈夫なんですか?」と質問すると「それはなんとも申し上げられません。でも終わったらお祓いをしてお清めをします」とのこと。
残った人は2~3人のグループになり、作業をしたところ、呪った相手の衣服や帽子、写真、髪の毛などがあったんだそうです。
わら人形から釘を抜く際うめき声が聞こえたり、抜いた瞬間に血が飛び散ったりしたこともあったそうです。朝までに100体ほどの人形を引き抜いたそうです。
一人の男性は救急搬送され、その人は胃の中に釘が3本入っていたんだそうです。
体験談を語った人は、「もう二度とあんな仕事はしたくない」と思ったということでした。
丑の刻参りは事件になりうる!?逮捕の可能性も!
そんな丑の刻参りですが、実は事件化して逮捕される可能性もあるんだそうです。問われる可能性がある罪状は以下の通りです。
- 不法侵入罪
- 器物破損罪
- 脅迫罪
神社は私有地であるので、深夜に私有地内に勝手に侵入したということで神社の管理者に通報された場合は不法侵入罪に問われる可能性があります。
また、丑の刻参りではご神木に釘を打ち込むので、ご神木を所有する被害者に告訴された場合は、器物破損罪に問われる場合もあります。
最後に、丑の刻参りをして相手を呪っているということが相手にバレてしまった場合、脅迫罪に問われる可能性もないとは言えません。
丑の刻参りを目撃しないように注意して!
今回は「丑の刻参り」についてご紹介しました。目撃談をご紹介しましたが、どれもこれも恐ろしい話ばかりでしたね。
丑の刻参りを目撃してはいけないのは、丑の刻参りを目撃されると呪詛が返って自分が死んでしまうからというのは恐ろしい話です。
本気でやっている人ほど本当に襲ってきかねないので、決して丑の刻参りを目撃するようなことがないように注意しましょう。
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