ジリ貧とは?意味は?元ネタもまとめ!【言葉の意味】
今回は「ジリ貧」という言葉についてご紹介していきます。「ジリ貧」とはどういう意味なのでしょうか?元ネタは?詳しくご紹介していきます。
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ジリ貧とはどういう意味?ネットスラングじゃないの!?
「ジリ貧」という言葉は、若い世代の人々は現在、ネットで多く目にしたことがある言葉の1つなのではないでしょうか。
「ジリ貧」はネットスラングの1つだと思っている人も多いようです。
しかしながら、実は「ジリ貧」はネットスラングではないのです。昔からよく使われてきた言葉でした。
そんな「ジリ貧」の意味について、解説していきます。
「ジリ貧」の意味①じりじり貧乏になる
「ジリ貧」の1つ目の意味は、「じりじりと貧乏になる」ということです。
だんだんと蓄えが底をつくようになり、貧乏になっていく様子を表しています。
「ジリ貧」の意味②じりじり状況が悪くなる
「ジリ貧」の2つ目の意味は、「じりじりと状況が悪化する」ということです。
じりじりと貧しくなる意味が転じて、次第に金銭的なもの以外の状況が次第に悪くなっていく様子も指すようになりました。
「ジリ貧」の意味③相場がじりじりと安くなる
「ジリ貧」の3つ目の意味は、投資用語で「相場がじりじりと安くなる」ということです。
株価や為替のレートがじりじりと下がり、次第に自分の保有する株や資産価値が下がっていくことを指します。
ジリ貧の元ネタは?
それではどうして「ジリ貧」という言葉が使われるようになったのでしょうか?元ネタについて、ご紹介します。
第一次世界大戦後の不況が元ネタ
「ジリ貧」という言葉は、第一次世界大戦後に不況となり、企業の業績がだんだんと落ち込んでいく様子を指して使われるようになりました。
先行きが見えず苦しい状況の中、現状を皮肉を込めて表した言葉です。
当時の国や経済のトップの面々も使っていた言葉だったとされています。
こうして生まれた「ジリ貧」は次第に個人の状況を指して使われるようになり、金銭的な意味合い以外にも、様々な状況が悪くなる様子を指して使われるようになりました。
ジリ貧の使い方!例文は?
続いては、「ジリ貧」の実際の使い方を例文でご紹介していきます。以下のとおりです。
- 先月からジリ貧状態で、来月のボーナスが頼みの綱。
- 最近twitterのフォロワーが減ってきてる。ジリ貧突入してるかも。
- 半年前に買った株が、ジリ貧になってきている。
「ジリ貧」とは良い状況で使われる言葉ではないので、このような例文となります。
「ジリ貧」の類義語、対義語は?
ジリ貧の類義語と対義語について、ご紹介します。
「ジリ貧」の類義語①ジリ安
1つ目の類義語は、「ジリ安」です。株用語で、ジリ貧と同じ意味で使われます。
「ジリ貧」の類義語②ドカ貧
2つ目の類義語は、「ドカ貧」です。「ドカ貧」は「ドカッと貧乏になる」という意味です。
じりじりとではなく、急に貧乏になってしまう様子を指します。
「ジリ貧」の対義語①ジリ高
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対義語の1つ目は、「ジリ高」です。株用語で、相場がじわじわと上がることを指しています。
ジリ貧の意味まとめ!
3D Animation Production Company/Pixabay
今回は、「ジリ貧」についてまとめました。「ジリ貧」とは、じりじりと貧乏になる、状況が悪化する、相場が下がるという意味です。
ネットスラングではなく、第一次世界大戦後から使われていた表現ということに驚いた人も多いのではないでしょうか。
現在でも使われる言葉なので、しっかりとおさえておきましょう。
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