木霊の読み方や意味は?写真はあるの?【都市伝説】
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木霊の意味や読み方は?樹木の精霊!?
もののけ姫でも出てきたことで知っている人も多い「木霊」。本当はどういう意味なのでしょうか?読み方についてもご紹介していきます。
木霊の読み方は「こだま」
まず「木霊」の正しい読み方についてですが、もののけ姫と同じく「こだま」という読みが正解です。
木霊の意味は?樹木に宿る精霊!
「木霊」の意味についてですが、まず一つ目の意味は「樹木に宿る精霊」のことです。精霊が宿った木のことを木霊という場合もあります。
木霊は山中を駆け回ると言われていて、外見は普通の木と同じなんだそうです。切り倒そうとするとたたられたり、神通力のような力を持っていたりすると言われています。
古木を切ると血が出る、木を切りつけると痛みがある、木を切り倒すと死ぬというような説もあり、木霊が宿る木の種類は決まっているという説もあります。
木霊が宿っている木が朽ち果ててしまっても、木霊は新しい木に宿るそうです。
木霊の意味はやまびこの場合も
一方、「木霊」の2つ目の意味としては、山や谷で音が反射して遅れて聞こえてくる、いわゆる「やまびこ」のことを指す場合もあります。
やまびこというのは木霊の仕業であるという考え方があり、そのためやまびこは「木霊」とも言われています。
木霊の歴史!古事記にも?
それでは、木霊というのはいつ頃から信じられてきたのかということについてご紹介します。
実は古くは「古事記」に登場していて、古事記に記載がある木の神・ククノチノカミが木霊であるとされています。
平安時代の辞書「和名類聚抄」には木の神として「古多万(コダマ)」と記載があります。
「源氏物語」には「鬼か神か狐か木魂(こだま)か」「木魂の鬼や」といった記載があり、この頃は木霊は妖怪のようなものともされていたようです。
このように木霊というのは山神信仰や樹木崇拝に通じるところがあるとされていて、北欧諸国などの外国でも似たような信仰があるそうです。
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木霊の写真がある!?本当なの?
木霊ですが、実は2006年に木霊が映りこんだ写真というのが話題になったことがあるようです。
屋久島で撮影されたというその写真には、白く丸いものが沢山写っていて、丸い目と口がぽっかりあいた、まるでもののけ姫のこだまそっくりの物が写っていました。
この写真は「屋久島の木霊」として話題になりました。
この木霊の写真については、光化学的現象の一つで、雨粒などの水滴に光が反射してまるで木霊のように見えたとも言われていたようです。
ちなみにこの「屋久島の木霊」の写真が撮られたのは雨が降っていたか雨上がりの時だったんだそうです。
木霊を見たいなら屋久島へ?
木霊の目撃情報についてですが、木霊は屋久島での目撃情報が多いようです。
もののけ姫の太古の森の舞台は、屋久島だと言われています。もし木霊を見たいというのであれば、屋久島で探してみるのも良いかもしれませんね。
木霊の意味まとめ!
今回は「木霊」の意味などについてまとめました。木霊は木の精霊という意味と、やまびこを指す意味があります。
木の精霊の木霊というのは実は古くから信じられていて、樹木崇拝・山神信仰に通じるものともされてきたようです。
木霊の写真というものも撮影されているようで、気になりますね。もし屋久島に行く機会があったら、ぜひ木霊を探してみてください。
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