貯金の方法!おすすめは生活費の先取り?できない人必見!
こんにちは。おししょみです。今日は、貯金の方法についてご紹介したいと思います。貯金ができない!貯金がない!と焦っている方は少なくないようで、国民の3割は貯蓄ゼロという情報もあるようです。
貯金ができないのはどうしてでしょうか?独身の一人暮らしや主婦等いろんなパターンの方がいらっしゃるかと思いますが、個人的には、貯金の方法の本質はそれほど変わらないと感じています。
家計簿は続かない…支出はいちいち把握しきれない…そんなズボラな人でも、簡単に貯めることができる方法をご紹介したいと思います。
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貯金を簡単に増やす方法!先取りで生活費を下ろそう!
貯金を簡単に増やす方法、それは「先取りで生活費を銀行から下ろしておく」ことです。どういうことかというと、月々の生活費を「固定費」と「変動費」に分けて計算し、「変動費」の月の目標額を設定したら、「変動費」分を毎月給料日に銀行で下ろして1ヶ月を生活する方法です。また「固定費」と「変動費」の他に「予備費」として1万円計上しておきます。
貯金をするのに大事なことは、収入の多さよりも、お金の使い方だと考えています。お金を適切な使い方で使える人は自然にお金が溜まっていきます。そうでない人は、収入がどんなに多くてもお金に困った生活をしてしまう人もいるでしょう。
それではまず、月々の生活費である「固定費」と「変動費」の計算方法からご紹介します。
貯金を増やす方法!固定費と変動費とは?計算方法は?
それではまず始めに、固定費と変動費と計算方法からご紹介します。言葉のとおりですが、
固定費 = 毎月口座から差し引かれる項目にかかる金額
ということで、具体的には家賃や住宅ローン、車のローン、生命保険等の保険料、自宅のインターネット契約料、その他の借入のローン等の費用を言うこととします。注意していただきたいのが、この固定費には、携帯電話の料金や水道・光熱費、ガソリン代など、月によって多少の変動はあるものの、毎月大体同様の支払いがある項目も含むと考えます。
そしてその他、生活する上でその他にかかってくる費用を「変動費」と呼ぶことにすると、
変動費 = 食費、生活用品費、娯楽費、交際費等
となるかと思います。
その他、数ヶ月に1度や年に1度掛かる費用(火災保険料や固定資産税等)、冠婚葬祭や病院費用等は貯金から払っていくものと考えます。
固定費の金額はどうやって計算するの?
それでは、固定費と変動費を早速計算してみましょう。まずは固定費の計算ですが、いつも生活に使っている通帳を準備し、現在の生活でかかっている下記のような費用を合計してみましょう。クレジットカード払いにしている項目がある方は、その項目についてもクレジットカードの利用履歴から確認しましょう。(書き出すとラクかと思います、必要であれば下記を印刷して右に金額を書き加えて行きましょう。)
(固定費の例)
- 家賃or住宅ローン
- 駐車場代
- 車のローン
- 自動車保険料
- 生命保険料(死亡・医療・ガン保険)
- 家のインターネットの契約料
- その他の貯蓄型保険料・投資費用
- 習い事等の月謝
- その他借入の返済費用(奨学金・カードローン・消費者金融・キャッシング・クレジットカードリボ払い等)
- 家族のお小遣い(一人暮らしを除く)
- 水道・光熱費(多い月ベースで計算)
- 家の電話の契約料(多い月ベースで計算)
- 携帯電話の契約料(多い月ベースで計算)
- ガソリン代(多い月ベースで計算)
※自営業の方
- 健康保険料
- 国民年金保険料
税金については、貯金から払っていくものと考えた方がやりやすいかと思います。
※お子様がいる家庭
- 幼稚園や保育園の保育料
- 小・中・高校で月にかかる費用(部活動等活動費も含む)
- 学資保険料
毎月掛かる費用ではない突発的な費用(修学旅行代や部活遠征費等)は含まないで良いです。
変動費の計算方法は?
それでは次に、変動費の計算方法についてご紹介したいと思います。変動費については、基本的には下記のようなものが含まれます。
- 食費
- 生活用品費(ティッシュペーパー、洗濯用洗剤等)
- 娯楽費(お酒・タバコ代、趣味や遊びにかかる費用、外食代)
- 交際費(人付き合いにかかるお金)
これらについて、大体毎月かかってくる現在の費用をあげてみましょう。
貯金を増やす方法!現在の固定費や生活費は適正?収入とのバランスは?
それでは現在の固定費・生活費が計算できたところで、果たしてそれは適正な金額なのか確認しましょう。
月収から固定費と変動費を引くとお金は残る?
それでは、計算した固定費と変動費と予備費の1万円を足した金額を月収から引いてみましょう。どのくらい残りましたか?赤字という方も少なくないのではないでしょうか。赤字だと確実に固定費と変動費を見直す必要がありますね。
特に自営業やボーナスがない方の場合は、月収からボーナス分を仮定して引いた金額をこの場合の月収とすべきです。そうでなければ、やはりギリギリの生活となってしまうでしょう。
貯金したい目標額がある人は、貯金する期間と金額から一ヶ月の貯金目標金額を逆算してみましょう。目標金額には届いていないのではないでしょうか?
個人的には、毎月の生活にかかってくる固定費・変動費はできるだけ低く設定する(収入が今後上がっても変えない)ことをおすすめします。生活レベルを日常的に上げてしまうと、一度上げたものを元に戻すのはとても難しいです。収入が上がったとしても、お金を使いたいならば「ご褒美としてたまに使うレベル」に留めておくべきです。
新卒でこれから社会人になる、もしくは社会人になったばかりという人はチャンスです!今の水準での生活を続けていきましょう!必ず貯金がたくさん増えていきますよ。
固定費と変動費の目安は?貯金したいならどのくらいが理想?
固定費については、家賃と水道・光熱費の目安は以下のとおりです。
(1)家賃or住宅ローン+駐車場代
ボーナスがある場合、月収の4分の1が理想
(2)水道・光熱費は、多い月でも以下くらいの金額が目安です。
①一人暮らしなら
- 電気5000~6000円
- ガス3000円前後
- 水道2500円程度(2ヶ月で5000円以下)
②夫婦なら
- 電気5000~6000円
- ガス5000~6000円
- 水道3500円程度(2ヶ月で7000円以下)
③子供が2人いるなら
- 電気6000~7000円
- ガス7000円程度
- 水道4000円程度(2ヶ月で8000円以下)
あなたの場合と比べてどうでしょうか?
また、変動費については、目標にしたい目安は以下のとおりです。
①一人暮らし
食費30000円、生活用品費5000円、娯楽交際費25000円
計6万円
②夫婦
食費30000円、生活用品費5000円、娯楽費10000円、交際費5000円
計5.5万円
③子供2人の4人家族
食費40000円、生活用品費7000円、娯楽費13000円、交際費5000円
計6.5万円
一人暮らしの場合は自炊ができず食費がかかる場合もあるかと思いますが、夫婦や子供がいる家庭では自炊を頑張ればこの程度には抑えられます。また、娯楽交際費は一人暮らしならば少し多めに取っておいても良いでしょう。
固定費と変動費の目標金額を設定しよう!節約するポイントは?
それでは貯金を増やすために、固定費と変動費を設定しましょう。変動費については、上記の目標をそのまま設定することをおすすめします。それでも目標の貯金額に達しない、またはもっと貯金したい場合は、固定費の見直しを行いましょう。
見直しやすい項目は以下のとおりです。
①家の電話の契約料
インターネットとセットでお得料金で利用できないか、乗り換えを検討する。携帯電話を持っていればそもそも必要か検討する。
②携帯電話の契約料
格安SIMの契約を検討する。(1台3000~4000円程度で利用できます。)
③自動車保険料
古い車なのに車両保険が高いならば見直しても良いかもしれません。必要以上に保障をかけていないか再検討しましょう。
④生命保険料等
もしもの時に必要な保険ですが、かけすぎて日々の生活が苦しくては本末転倒とも言えます。保険は資産形成の視点ではもったいないものでもあります。ファイナンシャルプランナー等に相談してみましょう。
⑤旦那さんや子供のお小遣い
渡さなすぎもかわいそうですが渡しすぎは家計が圧迫されます。再検討してみましょう。
上記を中心に固定費を見直してもなお貯金ができない、足りないという場合は収入を増やすことも検討しましょう。
どんどん貯金できる!予算内でのお金の使い方のコツは?
固定費と目標の変動費が決まりました。それでは後は実際に生活するだけ…それが難しい!という方のために、コツをご紹介します。
月の変動費から1週間ごとの予算を計算しよう
まず、月の変動費から1週間に使える金額を逆算しましょう。先ほど決定した変動費は、1ヶ月=4週間で使い切るものと考えます。1ヶ月の始まりは、給料日を迎えた次の○曜日(次の項目で説明する、まとめ買いをする曜日)と設定します。それから月が終わる週(月の始まりの前の週)までをひと月として計算すると、ひと月が4週間の月と5週間の月があるかと思います。
変動費は4週間で使い切るので、1週間に使える変動費は
- 一人暮らしなら1.5万円
- 夫婦なら約1.3万円
- 子供2人の4人家族なら約1.6万円
となるので、それぞれ1週間を1.5万円、1.3万円、1.6万円で生活するようにします。
ひと月が5週間ある月にはそれぞれ1週間分の変動費をプラスしてひと月分と考えます。その1週間分のプラス予算は毎月1万円分の予備費を充てる様にし、余った分は貯金になったと考えましょう。
基本的にはこのような考え方で1週間の予算立てをし、交際費や娯楽費は1ヶ月全体の予算内で計画的に考えて、どうしても増えてしまう月には貯金と相談して貯金から出すと考えましょう。
1週間の買い物を予備費内に収めるコツは?
それでは1週間分の変動費を予備費内に収めるにはどうしたらよいでしょう?おすすめなのは、1週間分の食料・生活用品は1日でほぼ全てをまとめ買いしてしまう方法です。まとめ買いする曜日を決めて、その曜日にまとめ買いしてしまいましょう。その際、その週に使う予定がある外食等の娯楽費や交際費プラス2~3千円を残しておくと、うまくいきやすいかと思います。
貯金は簡単!おすすめの貯金の仕方でどんどん貯金を貯めよう!
今回はおししょみがおすすめな貯金の仕方について、ご紹介しました!家計簿をつける、アプリをする等いろんな方法を試してきたものの続きませんでしたが、1ヶ月分の変動費を先に下ろしてしまい、その分だけ計画的に使うこの方法ならば、簡単に続けることができました!
最初に計算するのは面倒くさいかもしれませんが、1回やってしまえばそのとおりの生活を繰り返すだけです。一度下ろせば後は口座は触らないようにすることで、貯金額もとてもわかりやすいですしどんどん残高は増えていきます。
一度に下ろして大金を持ち歩くのは不安…そんな方は、1週間に1回、2週間に1回等工夫してみると良いかもしれません!どんどん貯金を増やしましょう!
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